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BigCommerce Inc./ビッグコマース・インク(BIGC)とは?

BigCommerce Inc./ビッグコマース・インク(ティッカーシンボル:BIGC)とは、ネットショップ開設の助けをしてくれる、アメリカのeコマース企業です。ナスダック市場に間もなく上場予定です。

ビッグコマースのシステムには、ネットショップを開設ためにいくつかのプランがありますが、例えばスタンダードプランでは月額約30ドル(3,200円)を払うことで、ネットショップを開設するにあたって必要な最低限の機能やシステムが使えるようになります。

月額制の会費を得るSaaS銘柄で、サブスクリプションのビジネスモデルとなります。この料金は競合のshopifyと同じ価格帯で、3プランとなります。

・スタンダードプラン:月額 約30ドル
・プラスプラン   :月額 約80ドル
・プロプラン    :月額 約300ドル

検索エンジン対策や、マーケティング、支払いの受け取り、販売の追跡などさまざまなeコマースに必要な機能を提供しています。Google、Facebook、Instagram、Amazon、eBayなどのソーシャルメディアとも統合することができます。

同社は2009年にオーストラリア人のEddie Machaalani(エディマチャアラニ)とMitchell Harper(ミッチェルハーパー)によって設立されたSaaS銘柄であり、テキサス州オースティンに本社を置いており、ロンドンやサンフランシスコ、シドニーにもオフィスを構えています。従業員は600人以上採用しています。

ビッグコマース(BIGC)には、120か国に60,000を超える顧客がいます。

BigCommerceの主なな顧客には、Ben&Jerry’s、Skullcandy、シャープ、ソニーなどがあります。

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ビッグコマースの競合「shopify/ショピファイ」や「Base/ベイス」の株価は暴騰中

競合他社としては、急成長中の対アマゾンの第一候補のカナダ「shopify/ショピファイ」、日本で言うところの「Base/ベイス」などがあります。

両社ともにコロナ禍の中にあり、株価は絶好調で上昇を続けています。

そんな中、BigCommerce/ビッグコマースは7月13日にIPOを申請しました。

BigCommerce/ビッグコマースのIPO(上場)のタイミングは最高と言えそうで、どんなIPOになるかは、期待せずにはいられません。

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ソフトバンクも出資のBigCommerce/ビッグコマース(BIGC)

BigCommerce/ビッグコマースのIPOが日本でも注目され初めているのは、ソフトバンクが出資していることも一因でしょう。

同社はソフトバンクキャピタルやアメリカンエクスプレスなどの投資家から2億ドル以上を資金を受けています。

出資比率など新たに情報が入れば追記していきます。

ビッグコマース採用企業には、トヨタやベン、ジェリーズ、シャープなどがあります。

ソフトバンク出資の企業には、最近上場したレモネードもあります。

【合わせて読みたい:AI保険会社のレモネード(LMND)まとめ

BigCommerce/ビッグコマースとインスタグラムとの提携

8月26日、BigCommerce/ビッグコマースとフェイスブック(FB)とタイアップし、「Instagram/インスタグラムでチェックアウト」の実装を開始すると発表がありました。

この提携では、ビッグコマースで展開されているショップ商品を、Instagramを離れることなく購入できるようになります。

この「Instagram/インスタグラムでチェックアウト」を使用すると、米国の顧客がInstagramで見つけたビッグコマースの製品を簡単かつ安全に購入できます。

買い物客はInstagramで直接注文することができ、支払いの認証情報は今後の購入のためにインスタグラムのアプリに安全に保存されます。

Eコマースを強化したいフェイスブックと、リーチを広げたいビッグコマースの良い提携となりそうですね。

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BigCommerce/ビッグコマースのIPO(上場)時価総額

ビッグコマースのIPOでは、1株当り18ドルから20ドルの価格帯で690万株を提供する予定で、1億3000万ドル(約140億円)を調達する予定でしたが、投資家の強い需要により21ドルから23ドルの範囲に引き上げられました。

今回のIPOは主幹事のモルガン・スタンレーやバークレイズなどが行いました。

その後の最終的な株価設定は24ドルへ上昇し、900万株を販売し同社は、2020年8月6日にナスダック市場に株式取引が開始され2億1,600万ドルを調達されました。

ティッカーシンボル【BIGC】です。

そんなビックコマースですが、取引から3分後には、大きなボラティリティのため一時的に、BigCommerceの株式取引が停止されるなど、活況で終わりました。

取引初日の高値は93.99ドルと292%も暴騰し、終値は73.27ドルで取引を終了しました。

ビックコマース(BIGC)の時価総額は40億ドル規模となります。

参考
BigCommerce
wikipedia

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