Riot Blockchain Inc/ライオット・ブロックチェーン・インク(RIOT)とは?
Riot Blockchain Inc./ライオット・ブロックチェーン・インク(RIOT)とは、北米で最大かつ最低コストのビットコイン生産者の1つになることを目指している企業です。
ライオット・ブロックチェーン(RIOT)という社名とする前は、旧名: 「Bioptix Inc./バイオ・プティックス・インク」という獣医製品の特許を取得し、病気をテストするための新しい方法を開発するなどの事業を行うバイオテクノロジー企業でした。
2017年に社名をライオット・ブロックチェーン(RIOT)と変更し、ビットコインやイーサリアルなどの暗号資産(仮想通貨)にマイニングに注力するように業態を変換しました。
同社は、取引や送金データを正しくブロックチェーンにつなぐための仕組みである「プルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work、略:PoW)」マイニングを通じて、ビットコインのコンセンサスシステムに参加し、次のブロックを見つけるために競争し、チェーンを構築することでビットコインのブロックチェーンをサポートしています。
世界最大のマイニング機器販売会社である中国のビットメイン(BITMAIN)から機器を調達するなどし、マイニング能力の強化に励んでいます。
2020年8月のコインポストの記事によると、第2四半期に次世代マイニングマシンであるBitmain S19およびS19 Pro Antminersを3040台購入したことがあるとのことです。
同社の競合・ライバルとしては、暗号資産(仮想通貨)マイニング企業である【マラソン・パテント・グループ(MARA)】があります。
社名変更後には疑念・危険信号も!?
2018年2月のCNBCの調査によると、ライオット・ブロックチェーン(RIOT)が社名を変更した後には、投資家を不安にさせるいくつかの疑念が持たれていたといいます。
それは、土壇場で延期される年次総会、名前変更後すぐにインサイダーが売却する、大規模投資家に有利な条件で希薄な発行、他のみんなが入っている間に大株主が売り抜けしていたという証拠などなど。
ライオット・ブロックチェーン(RIOT)の業績・決算の数字
ライオット・ブロックチェーン(RIOT)の決算の数字を見てみると、業態変更した後の、2018年以降が参考になりそうです。
しかし、マイニング機器の購入などの設備の先行投資が響いていることもあり営業キャッシュフロー・純利益ともに赤字となっています。
ライオット・ブロックチェーン(RIOT)の株価の推移・時価総額
ライオット・ブロックチェーン(RIOT)の株価の推移を見てみると、やはり仮想通貨バブルの際は、30ドル近くまで株価が爆上げしています。
バブルが弾けると、5ドル以下のペニー株状態が続いていました。
しかし、2020年末に近づいてくると、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産の価格も急騰し、10ドルを超えています。
ここからも、暗号資産市場の動向に左右されることから、同社の動向に加え、暗号資産市場の動向にも注意が必要です。
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