Tenable, Inc./テナブル(TENB)と創業者たち
Tenable, Inc./テナブル(TENB)とは、アメリカ・メリーランド州コロンビアを拠点とするサイバーセキュリティ企業です。
Tenableは2002年に「TenableNetwork Security,Inc./テネブル・ネットワーク・セキュリティー」として設立され、2017年に「Tenable,Inc./テネブル・インク」に社名が改名されました。
Tenableの共同創業者はロン・グラ(Ron Gula)、ジャック・ハファード(Jack Huffard)、ルノー・デレイソン(Renaud Deraison)です。
テナブル(TENB)の製品、「Nessus」と「Tenable.io」
テナブル(TENB)の「Nessus」とはIPアドレスの脆弱性評価を始め、構成監査、コンプライアンス評価のツールです。
続いて、「Tenable.io」とは、クラウドベースの脆弱性管理プラットフォームの全機能にアクセスすることができます。
料金はサブスクリプションモデルで、年間2,275ドル~3,190ドルなどの価格帯となります。(2020年12月時点)
(参照:Tenable)
テナブル(TENB)のIPO上場や買収、競合
テナブル(TENB)の新規株式公開(IPO)は、2018年7月26日に行われ、ナスダック市場へ上場を果たしています。
公開価格は1株あたり20ドルから22ドルの予想範囲できたが、1株あたり23ドルで約1,000万株を売り出し2億5000万ドルを調達しました。
ティッカーシンボルは「TENB」です。
同社の株式は33.00ドルの初値を記録し、初日は30.25ドルで終えました。
これにより、同社の時価総額は30億ドルを上回る規模となりました。
wikipediaによると、2016年にサイバーセキュリティ会社「FlawCheck」を買収しました。
2019年にはイスラエルを拠点とするオペレーショナルテクノロジー企業「IndegyLtd」を7,800万ドル(約80億円)で買収しました。
競合にはファイア・アイ(FEYE) 、クオリス(QLYS)、ラピッド7(RPD)、タニウム、クラウドストライク(CWRD)などががあります。
テナブル(TENB)の株価の推移と時価総額
テナブル(TENB)の株価の推移を見てみると、約30ドルで上場して以来横ばいの状況が続いていました。
しかし2020年12月中旬には一気に50ドル台に急騰しています。
サイバーセキュリティーの重要度が増す中、テナブル(TENB)の動向にも注目していきたいところです。
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