コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)とは?世界有数のPE投資ファンド

コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)とは?世界有数のPE投資ファンド

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コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)について

コールバーグ・クラビス・ロバーツ(ティッカーシンボル:KKR)は、ブラックストーン・グループカーライル・グループと並ぶ、世界3大プライベート・エクイティファンド(※PEファンド)のひとつです。
※PEファンド=未公開株式ファンド

同時に世界有数の※オルタナティブ投資会社です。

※オルタナティブ投資とは、従来の株式や債権などに加えて、ヘッジファンドや不動産、商品などを扱う投資のことで、その手法も様々である。

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KKRは1976年にジェローム・コールバーグ・ジュニア、ヘンリー・クラビス、ジョージ・ロバーツの三人によって設立され、アメリカ・ニューヨークに拠点を置いている。(ニューヨーク証券取引所に上場)

wikipediaによると同社は、140名のプロの投資家を含めた400名の従業員が働いている。ニューヨークの他にもサンフランシスコ、ヒューストン、ワシントンD.C.、ロンドン、パリ、香港、東京、北京、ムンバイ、ドバイ、ソウル、シドニー、マドリードなどにオフィスを設けているという。

主な投資対象は化学、消費財、資源・エネルギー、金融サービス、ヘルスケア、製造業、メディア・通信、小売り、テクノロジーの9業種。

KKRの代名詞となっているのが、最も得意とするのはレバレッジド・バイアウト(LBO)という手法。レバレッジド・バイアウト(LBO)の先駆者と言われ、ヘンリー・クラビスとジョージ・ロバーツが主導した。

1989年には全米の大企業である食品・タバコメーカーのRJRナビスコを、世界の金融市場を巻き込んでの争奪戦を繰り広げ、KKRがLBOの手法を駆使し見事に勝ち取り、約250億ドルで買収に成功。

このLBO最大の買収劇により、KKRの名前は一気に世界に広がることになった。

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KKRの日本での活動、インテリジェンス、パイオニア、パナソニックなどに関与

KKRが行った日本で初めての投資実績は、USEN子会社で総合人材サービスのインテリジェンスを、325億円で買収した案件。その後KKRは、インテリジェンスをテンプホールディングスに510億円で売却し、見事イグジット(売却)させた。

2013年7月には、アジア向け投資を目的とした60億ドルのファンドを組成し、日本を含むアジアでの活動に力を入れ始めている。

2013年9月には、パナソニックのヘルスケア事業を約1650億円で買収。KKRはパナソニックヘルスケアの発行済株式の全てをPHCホールディングスを通じて約1,650億円で取得し、パナソニックは、PHCホールディングスの20%の株式を取得。残り80%をKKRが保有する形となった。(プレスリリースはこちら

2014年には、パイオニアのDJ事業を分社化させ買収する。(プレスリリースはこちら

KKRはハゲタカ・ファンドか?

コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)は一躍人気小説となった「ハゲタカ」で、KKLとして登場している。「ハゲタカ」ではKKLはハゲタカファンドのヒール役として登場していたこともあり、KKRもハゲタカファンドとの印象が強くなってしまっているかもしれない。

しかし「ハゲタカファンド」=悪という図式は必ずしも当てはまらない。

業績の上がらない会社や、事業の一部門などがずっと赤字を垂れ流していることこそ、会社経営において”悪”のはずで、現経営陣にはできなかった大胆な外科手術や改革をこれらの投資ファンドが行い、手がけた案件に息を吹き返すことができれば、KKRのような投資ファンドの存在価値も大きくなっていくだろう。

これからは日本でも投資ファンドの活躍する場は広がっていきそう。

外資の投資ファンドはもちろん、日本の投資ファンドにも頑張ってもらいたい。

【関連記事】
ブラックロック(BLK)という世界最大のヘッジファンド
ブラックストーン・グループ(BX)とは?世界最大級の投資ファンド
カーライル・グループ(CG)とは?世界3大PEファンドの一角

【参考】
KKR公式サイト
wikipedia

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