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Beike/貝殻找房(ベイクジャオファン)とは?

Beike/貝殻找房(ke.com)とは、中国で不動産取引のオンライン・プラットフォームを運営しているテックカンパニーです。

Beikeは2018年4月、不動産仲介会社の鏈家(リエンジァ)からスピンオフして発足しました。

中国各地の不動産仲介会社やエージェントにプラットフォームを開放しており、2020年6月末時点で全国103都市の4万2000店が登録していると言います。

日本で言うところの、「アットホーム」や「SUUMO」といったところでしょうか。

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Beike/貝殻找房のIPO(上場)について

現在2兆円とも言われる巨大な企業評価を誇り、7月24日、アメリカ証券取引委員会(SEC)に新規株式公開の目論見書を提出し、上場申請を行いました。

ティッカーシンボルは【BEKE】となると言われています。

この企業が注目を集めるのは、日本のソフトバンクグループや中国のテンセント・ホールディングス(騰訊)などのビッグカンパニーから出資を受けていることもあるでしょう。

テンセントは2019年の資金調達ラウンドで約8億ドルを出資しました。

ソフトバンクGは2020年に、Beikeの評価額100億ドルの時に13億ドルを出資したとのことです。

Beike/貝殻找房は、今回のIPOで少なくとも10億ドル(約1100億円)規模を計画していると言われています。

今回のIPO(上場)の引受証券会社には、投資銀行大手のゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、JPモルガン・チェース、華興資本(チャイナ・ルネサンス)などが名を連ねています。

目論見書によれば、上場で調達する資金は約30%をビッグデータ、VR(バーチャルリアリティー)、AI(人工知能)などの研究開発に、約30%を本業の不動産取引サービスの拡充に、約25%をサービス提供地域の拡大に充てるとしています。

貝殻找房はさらなる事業拡大を目指しており、創業者で会長を務める左暉氏は目論見書の中で、「『困難でも正しい』経営にこだわり、短期的利益を犠牲にしても長期的によりよい成長を目指す」と述べています。

上場日を楽しみに待ちましょう。

上場後にはこの記事にて追記などもしていきたいと思います。

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