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Twilio Inc./トゥイリオ・インク(TWLO)とは?

 

Twilio Inc./トゥイリオ・インク(ティッカーシンボル:TWLO)の基本情報としては、カリフォルニア州のサンフランシスコを拠点とする、CPaaS(Communications Platform as a Service)のクラウド通信プラットフォーム会社で、創業は2008年、上場はニューヨーク証券取引所に2016年6月、決算は12月です。

トゥイリオ(TWLO)のサービスでは、クラウド上で企業の開発者向けコミニケーションアプリを提供しています。コールセンター業務のクラウド化を可能にするサービスを提供しています。

ひとつのプラットフォーム上で、顧客対応における音声やメッセージ、ビデオ機能に対応。様々なコミュニケーションツールを簡単に組み込める事が、同社のサービスで強みです。

そのシステム利用料が収益の柱で、従量課金や定額課金など、利用者の状況によって選択することが可能です。

Twilioのサービスを使用すると、ソフトウェア開発者はプログラムで電話をかけたり、受信したり、テキストメッセージを送受信したり、WebサービスAPIを使用して他の通信機能を実行したりできます。

例えば、トゥイリオ(TWLO)のサービスを使うことで、LINEやWhatsAppなどのメッセンジャーアプリや、電話、メール、FAXなどさまざまなネットコミュニケーションツールなどとも連携が可能です。

・リモートコンタクトセンターを「Twilio Flex」で実現可能
・一斉通知機能に「Twilio SMS」を採用可能
・遠隔治療に「Twilio Video」を導入可能

Twilio/トゥイリオ(TWLO)の歴史と資金調達と買収

歴史

Twilioは2008年にJeff Lawson(ジェフ・ローソン)、Evan Cooke(エヴァン・コーク)、John Wolthuis(ジョン・ウォルフイス)によって設立されました。

もともとはワシントン州シアトルとカリフォルニア州サンフランシスコの両方に拠点を置いていましたが、現在はカリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置いています。

Twilioの最初の製品の発表は2008年11月20日に、完全クラウド設計された電話を発着信するためのAPIである「Twilio Voice」をリリースしたことです。

その後、2010年2月には、TwilioのテキストメッセージングAPIがリリースされ、2011年7月には、SMSショートコードをパブリックベータ版でリリースされました。

資金調達

Twilioは、ベンチャーキャピタル成長資金として約1億300万ドルを調達し、2009年3月に非公開の金額でシードラウンドの最初のラウンドを受け取りました。金額は約250,000ドルであると噂されています。

Twilioの最初のAラウンドの資金調達はユニオンスクエアベンチャーズによって370万ドル(約4億円)、2回目のBラウンドの資金調達は1200万ドル(約13億円)でベッセマーベンチャーパートナーズによって資金提供されました。

Twilioは、2011年12月にベッセマーベンチャーパートナーズとユニオンスクエアベンチャーズからシリーズCラウンドで1,700万ドル(約19億円)を受け取りました。

2013年7月、TwilioはRedpoint Ventures、Draper Fisher Jurvetson(DFJ)、Bessemer Venture Partnersからさらに7000万ドル(約80億円)を受け取りました。

2015年7月、Twilioは、AmazonとSalesforceに加えて、Fidelity、T Rowe Price、Altimeter Capital Management、Arrowpoint Partnersから1億3千万ドル(約140億円)のシリーズEを調達しました。

Twilioでは、「Twilio Fund」というマイクロファンドを設立して、グループチャットなどの自社の製品を使ってもらうことにファンドの意味を加えています。これは顧客獲得に置いて上手くいったようです。

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買収

2015年2月、Twilioは、エンドユーザー、開発者、および企業に2要素認証サービスを提供するY Combinatorが支援するスタートアップである「Authy」を買収しました。

2016年9月、TwilioはKurento WebRTCオープンソースプロジェクトの開発チームである「Tikal Technologies」を850万ドルで買収しました。

2017年2月、Twilioはスウェーデンを拠点とするSMSメッセージングプロバイダーである「Beepsend」を非公開で買収しました。

2018年9月、Twilioはチェコ共和国のプラハを拠点とする音声分析会社である「Ytica」を非公開の金額で買収すると発表しました。

2018年10月、Twilioは、コロラド州デンバーを本拠地とするトランザクションおよびマーケティングメール用の顧客コミュニケーションプラットフォームである「SendGrid」を20億ドルで買収すると発表しました。

19年2月、同業社であり競合であったの「センドグリット」を買収しました。

2019年においての顧客数は約18万と言われています。

日本では、Twilio Japan合同会社という支社が設立されており、TwilioのサービスはKDDIウェブコミュニケーションズがその販売代理店となっています。

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Twilio/トゥイリオ(TWLO)の業績・決算の数字

Twilio:トゥイリオ(TWLO)の業績・決算の数字
トゥイリオの決算の数字を見てみると、売上は倍々ゲームに近いぐらい毎年伸びています。

しかし営業キャッシュフローは微増にとどまり、純利益は赤字幅が広がってきています。

まだまだ収穫期は遠いかもしれません。

Twilio/トゥイリオ(TWLO)の株価の推移と時価総額

Twilio:トゥイリオ(TWLO)の株価の推移と時価総額
(出典:Google finance)

トゥイリオは2016年に上場してから、株価はもうすぐ10倍のテンバガーまであと一歩のところを推移しています。

コロナショックの後からの、株価上昇は凄まじいですね。テレワークの普及の追い風もありそうですし、黒字も見えてくるかもですね!?

引き続き注目していきましょう!

参考
wikipedia
Twilio

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