Vroom Inc./ブイルーム・インク(VRM)とは?
Vroom Inc./ブイルーム・インク( vroom.com)は2013年8月に創業され、ニューヨークに拠点を置く中古車販売会社です。
オンラインで自動車の購入、販売、融資を可能にしたeコマースを提供しています。
2020年6月9日の上場後のティッカーシンボルは「VRM」となりました。
Vroom(VRM)は、2013年8月にマーシャルチェスローン、ケビンウェストフォール、スコットチェスローンらによって設立されました。
これまでに、Vroom(VRM)は4億4,000万ドルを超える資金をベンチャーキャピタルとプライベートエクイティから調達しています。
現在のVroom(VRM)のCEOのポールヘネシーは、以前はBooking.com(BKNG)やExpedia(エクスペディア)で有名なPriceline.com(プライスライン)のCEOでした。
ブイルーム(VRM)が同業のTexas Direct Autoを買収へ
2015年12月にVroomは、同業であるヒューストンに拠点を置く「Texas Direct Auto」を買収しました。
「Vroom」と「Texas Direct Auto」は同じ会社となりましたが、現在でも別ブランドとして運営されています。
合併による効果は的面で、収益性も上昇し、2015年には9億ドルの収益に達したといいます。
サービスとしては、オンラインで保有している愛車を、車の写真や情報を送ることで査定してくれ、価格が気に入れば代金を支払ってくれて、買取を行ってくます。
続いて、中古車を買いたい場合はオンラインで購入できる事に加え、「Vroom」や「Texas Direct Auto」がいくつもの銀行の中から、最適の金利条件の銀行を教えてくれ、中古車の購入を手伝ってくれます。
オンラインでの車の購入が怖い人も多いかと思いますが、送料無料で7日間の試乗期間を設けている事に加え、購入時には7日間の返金保証がついており、加えて90日間のバンパー保証が提供されています。
すでにアメリカ全土をカバーし、購入者と売却したユーザーは合わせて25万人以上との事です。
ブイルーム(VRM)の業績・決算の数字について
ブイルーム(VRM)の決算を見てみると、中古車販売というビジネスモデルから、売上高が大きくなる傾向がありますね。
まだまだ拡大期ということで、赤字額が進んでいますね。
今後、黒字化や収穫期は来るのでしょうか。
ブイルーム(VRM)のIPO(上場)と株価・時価総額
ブイルーム(VRM)はIPOの公募価格22ドルの株価でした。そしてIPO(上場)後の2020年6月9日には、初日の終値47.90ドルの倍以上の株価となり、驚きの117%の株価上昇となりました。
今回の新規株式公開(IPO)により、4億6,750万ドル(約500億円)調達した、と同社は発表しています。
時価総額も表示されるようになれば更新できたらと思います。
そして競合には、「クルマの自販機」で攻勢をかけるCarvanaや他の競合もいるので、アメリカの中古車市場の戦いに注目したいですね!
【当サイトおすすめの証券会社】
◯マネックス証券(公式サイトへ)
(本格的に米国株をやるならマネックス証券)
◯DMM.com証券(公式サイトへ)
(アプリひとつで日本株からアメリカ株を取引するならDMM.com証券)
【合わせて読みたい おすすめ記事まとめ】
・株とFXの違いとは?(初心者向け)
・クラウドAIシステムを提供するC3.AI / シースリーエーアイ(AI)
・水素経済の構築を目指すPlug Power/プラグパワー(PLUG)
・中国のオンライン住宅取引の「Beike(貝殻找房)」(BEKE)
・営業データベース企業のズームインフォ(ZI)
・クラウドストライク(CWRD)ファルコンでサイバーセキュリティー!
・AI保険会社のレモネード(LMND)
・爆速サイトを実現、次世代CDNのファストリー(FSLY)
・クラウド時代のセキュリティーのゼットスケーラー(ZS)