ブラックロック(BLK)という世界最大のヘッジファンド

ブラックロック(BLK)という世界最大のヘッジファンド

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ブラックロックとは?

ブラックロック(ティッカーシンボル:BLK)は、アメリカに本拠を置く世界最大のヘッジファンドである。
(ニューヨーク証券取引所に上場)

アメリカ、ヨーロッパ、日本を含むアジア、オーストラリア、中近東など世界24カ国に拠点を構えている。

運用資産は株式、債券、キャッシュ、オルタナティブ、不動産、アドバイザリー戦略と多岐にまたがり、その運用総額は4.5兆ドル(411兆円)にのぼるという。

ブラックストーンは、1988年にブラックストーン・グループ債券運用部門のブラックストーン・フィナンシャル・マネジメントとして設立された。その後、ブラックロックに名称を変え、1999年に独立し、株式を上場したという経緯がある。

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買収などでブラックロックは急拡大

・2005年1月、メットライフからステート・ストリート・リサーチ・マネジメントを買収。

・2006年10月、メリルリンチ・インベストメント・マネジャーズと経営統合、これによりメリルリンチが5割弱を出資する筆頭株主となる。

・2009年12月、バークレイズPLCより子会社のバークレイズ・グローバル・インベスターズ(BGI)を借り入れを含む現金と自社株式の合計135億ドルにて買収し、圧倒的な世界最大の資産運用会社となった。

ETFでトップブランドのiシェアーズ(iShares)を獲得へ

ブラックロックは2009年12月、ETF(上場投資信託)のトップブランドであり、世界で約4割の市場シェアを誇る「iシェアーズ(iShares)」を、バークレイズ・グローバル・インベスターズから継承し、機関投資家や個人投資家を対象に提供を始める。

iシェアーズ(iShares)の投資対象地域は、先進国、新興国を含め、60以上の国、地域にのぼる。

[参照記事→ETF(上場投資信託)とは?]

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ブラックロックは日本株にも積極的に買い付け

Bloombergによると、ブラックロックで1000億ドル(約12兆円)以上を運用するファンドマネジャーのダン・チャンビー氏は、今後も下落局面では日本株への投資を増やす方針を示したという。

チャンビー氏はブルームバーグ・ニュースの電話取材に対し、日本株市場は「明らかに最も魅力的なマーケットだ」とし、「マクロ政策とバリュエーション、業績面で最善の組み合わせを示す。意義のある調整局面があれば、さらに保有量を増やすだろう」と述べた。

チャンビー氏は現在、11のファンドの運用に携わり、日本株ではおよそ130銘柄、約140億ドル(約1兆6700億円)を投資している。ブルームバーグ・データによると、運用するファンドの1つである「ブラックロック・グローバル・アロケーション・ファンド 」では富士重工業 、JR東日本 、豊田自動織機 、デンソー 、三井物産 、信越化学工業 などが組み入れ上位に並ぶ。

まとめ

このように、世界最大級の資金を運用している同社なので、彼らの動向がマーケットに与える影響は大きい。

2014年10月末には、ブラックロック社のラリー・フィンクCEOと安部首相が会談するなど、株価を重視する安部首相も無視できない存在だ。

これからもブラックロックの動向から目が離せそうにない。

【参考】
wikipedia
Bloomberg

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