逆境の出前館(2484)、LINE入りして攻勢へ

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LINE体制での再出発となる出前館(2484)

2020年3月26日、LINEは日本最大級のデリバリーサービス「出前館」を運営する出前館(2484)と資本業務提携契約を締結すると発表した。

第三者割当増資を行う約300億円をLINEとその親会社であるNAVER Corporation系の未来fundとで、150億円ずつをそれぞれ引き受けるというもの。

LINEはすでに出前館には2016年10月に資本業務提携を結んでおり約20%の株式を取得していた。今回の増資を行うことでLINEは約35%、ファンドが約25%を持つことになる。

代表取締役だった中村氏は会長職に付き、LINEから現・LINE執行役員 O2OカンパニーCEOの藤井氏を代表取締役社長に迎える。

加えて取締役に現LINE取締役CSMOですでに出前館の社外取締役も務めていた舛田淳氏、LINEでO2OカンパニーCMOおよびLINE PayのCMOを務める藤原彰二氏が就任する見通しで、6名の取締役の内、3名がLINEからの入閣となった。

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老舗の出前館、新生のUberEatsとDiDi Foodに迎え撃つ

2000年10月にデリバリー総合サイトとしてオープンされた老舗の「出前館」。主に自社配送網を持つ店舗のデリバリー仲介を行ってきた。現在では自社で配達網を整備し強化している。

それはアメリカのUBER「UberEats」が2016年9月から東京で、中国のDiDi「DiDiFood」が2020年4月から大阪でスタートしており、日本におけるフードデリバリー業界の状況が大きく変化してきているから。

UberEatsが急展開してから、老舗であったはずの出前館も外資の勢いに影が薄くなっていた。実質LINEの子会社となることで、この劣勢を打破したいところ。

規模や資金で優勢のUberやDiDiに対抗するためには、LINEとの提携しか道は残っていなかったとも言えそう。

LINEにとっても出前館はスーパーアプリ化への重要な1ピース

LINEにとってもフードデリバリーというピースは、スーパーアプリ化への重要なピースとなっている。

LINEの最大の強みはなんと言っても日本で8000万人以上が使っているというチャット機能。毎日のようにアプリを開くLINEから集客できる強みはUBER「UberEats」やDiDi「DiDiFood」にはない。

SoftbankとYahoo!が始めたPayPayもスーパーアプリ化構想を進めており、今後は総合力での勝負となりそう。

PayPayはすでにアプリ内タクシー配車サービスでDiDiと提携していることからフードデリバリーにおいてもDiDiFoodを組み入れることが予想される。

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結局はSoftbank陣営でしかない

出前館はLINEと提携する前から、Yahoo!と協業し「Yahoo!出前」を展開、カルチュア・コンビニエンス・クラブなどとも提携しTポイントの導入している。

Yahoo!は言わずもがなSoftbankの子会社であるし、LINEは最近Yahoo!の子会社化された。そしてSoftbankはアメリカのUBERに対しても約16%ほどを出資している。

Softbankは中国DiDiについても20%程を出資しているときている。

出資比率の多少はあれど、どちらに転んでもSoftbankがフードデリバリーを牛耳る流れが加速している。

ポイントの大判振る舞いをしていたPayPayも、Yahoo!がLINEを買収してからはキャンペーンも下火になっっている。

私としては、Softbankの対抗軸である楽天が展開する「楽天デリバリー」にも頑張ってもらいたい。

    

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