S&P500と連動するインデックスファンド(投資信託)・ETFの比較まとめ

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S&P 500とは?その株価の推移

「S&P 500」とは、スタンダード&プアーズ(S&P)が算出している、NYダウ、NYSE American、NASDAQに上場している銘柄から、アメリカ企業のみが対象とし、代表的な500銘柄の株価を基に算出された、時価総額加重平均型の株価指数です。

S&P 500の起源としては、 1923 年にS&P(スタンダード&プアーズ)は、26業種にわたる233の企業を含む複数の指数を開発したことに始まります。

現在の形での S&P 500の株価指数の算出が開始されたのは1957 年のことになります。

NYダウやナスダックなどの上場先に縛られずに、アメリカ企業の選抜500銘柄を集めた株価指数と言えます。

S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスでは、米国株式市場内の主要産業を特定し、時価総額からその主要産業の比重を計算し、各産業内の代表的な銘柄をS&P 500の株価指数に配分していきます。

その産業セクターには、エネルギー、素材、資本財・サービス、一般消費財・サービス、生活必需品、ヘルスケア、金融、情報技術、電気通信サービス、公益事業の 10 のセクターが存在しています。

そしてS&P 500は、米国株式市場全体の時価総額の 78% 近くを占めています。

S&P 500の他には、S&P中型株 400や、S&P小型株 600などの株価指数の種類があります。

そして下記には、S&P500の株価の推移を表示しています。40年前には100ぐらいだった指数が現在は3000と、約30倍ほどに成長していることがわかります。

それだけすごい株価指数だと言うことがわかりますね。

(参照→世界の株価指数・一覧まとめ

S&P 500の株価の推移
(出典:Google finance)

S&P500とインデックス・ファンド(投資信託)

1976年にヴァンガードのジョン・ボーグルが「インデックス・ファンド」を生み出してから、今ではアクティブ・ファンドに比べ「インデックス・ファンド」優勢の時代となりました。

そんなインデックス・ファンドの中でも、アメリカを引っ張る企業群で構成された「S&P 500」の株価変動に連動するように作られたインデックス・ファンド(投資信託)は、世界中でとても人気があります。

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S&P500採用基準・採用条件

S&P 500に採用されるための条件には、米国企業であること、時価総額が 53 億ドル(約6,000億円)以上あり、流動性が高いこと、浮動株が発行済株式総数の 50% 以上あること、4 四半期連続で黒字の利益を維持していることが採用の条件となります。

S&P500の投資信託のおすすめ銘柄と買い方

まず、こうしたインデックス・ファンド銘柄を選ぶ時のポイントは、「純資産の大きさ」、「コストの安さ」です。

すべてS&P500の変動に近づけているために、株価変動などは誤差となります。そうした時に、大きな違いとなってくるのは毎年かかってくる信託報酬という手数料です。

そして純資産が大きいという事は、多くの手数料が入ってきているので、ファンドの解散などのリスクは考えにくくなります。

その中で、選び方のポイントに基づいた、おすすめのS&P500銘柄を下記に3種類を挙げたいと思います。

「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」

まずはインデックス・ファンド生みの親であるバンガードとSBIアセットマネジメントとがタッグを組んだ、「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」です。

一番の理由は、コストが最安値の「0.0938%程度(年率)」であること。

この信託報酬「0.0938%程度(年率)」というのは、例えば100万円をこの銘柄に投資していたとすると、年間に938円しかかからない事になります。

加えてネット証券の最王手であるSBI証券が取り扱っているということで、純資産の問題もありません。

これは、さすが国内ネット証券最王手のSBI証券だからできると言えますね。

この銘柄のデメリットは、SBI証券でないと購入できないということです。逆にSBI証券を使っている投資家の方には、迷わず選べる銘柄となります。

マネックス証券も2020年4月20日より取り扱いが始まりました。)

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」

続いておすすめの銘柄は、三菱UFJ国際投信が運営している「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」となります。

これは証券会社の縛りがないために、SBi証券を使っていない投資家の方にもおすすめの銘柄をなります。

純資産が国内最大で、手数料も「年率0.0968%(年率)」とSBIの商品と比較しても誤差程度と言えます。

ちなみに信託報酬「0.0968%程度(年率)」というのは、例えば100万円をこの銘柄に投資していたとすると、年間に968円しかかからない事になります。

すべての投資家におすすめできるのが、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と言えそうです。

「iFreeレバレッジ S&P500」(2倍レバレッジ型)

続いては「S&P500」という株価指数を使って、リスクを取って大きく勝負したい投資家の方向けの「iFreeレバレッジ S&P500」という商品です。

大和アセットマネジメントが提供している「iFreeレバレッジ S&P500」では、通常のS&Pの株価の値動きと比較して2倍の値動きをするレバレッジ型のインデックス・ファンドとなります。

例えば、「S&P500が100円値上がりしたら、「iFreeレバレッジ S&P500」では200円値上がり」します。

「S&P500が100円値下がりしたら、「iFreeレバレッジ S&P500」は200円値下がり」します。

このように、「iFreeレバレッジ S&P500」では、投資資金の2倍の量の口数で投資するのと同じ効果を得られるレバレッジ型の商品です。

(参照→レバレッジ型3倍ETFに強みのDirexionとは

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S&P500の積立NISAの投資信託とは?

積立NISAとは、2018年1月からスタートした「NISA(少額投資非課税制度)」のつみたて版のことです。

NISA同様に、投資で得られた売却益(譲渡益)や分配金は非課税の対象となります。

積立NISAでは、対象となっている銘柄とそうではない銘柄がありますので、投資しようとしている銘柄が対象か対象外かをチェックすることが必要となります。

そんな積立NISAにも対応しているおすすめの2銘柄を紹介しますと、先程も登場しました、SBIアセットマネジメントの「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」と、三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の2銘柄となります。

 

S&P500のインデックス・ファンドでは、この2銘柄を買っておけば、間違いないと言うことですね。

S&P500に連動のおすすめETF銘柄とは?

S&P500」に連動するインデックス・ファンドを上場させたETFには、国内株式のように売買が可能な国内ETFと、S&P500の本場アメリカ株式のように売買ができる海外ETF(米国ETF)があります。

どちらもS&P500の株価の推移に連動するという意味では同じですが、日本円・米ドルで売買するのかや、信託報酬(経費率)などの違いがありますので、余裕があれば小さなコストに対しても、しっかりと比較検討するのも良いかと思います。

国内ETF(国内株式)

「SPDR S&P500 ETF(1557)」
 経費率:0.10395% 程度、純資産額:約29兆円(米国資産も含む)

「上場インデックスファンド米国株式(S&P500)(1547)」
 経費率:年0.176% 程度、純資産:約160億円

「iシェアーズ S&P500 米国株 ETF(1655)」
 経費率:年0.075% 程度、純資産:約90億円

国内ETFのメリット・デメリット

国内ETFで資産運用するメリットとしては、初心者でも国内株式を売買するように取引が出来ること、為替のことは考えずに取引できることなどがあります。

デメリットとしては、米国ETFで保有するよりも信託報酬(経費率)が若干高いのがデメリットと言えそうです。

手間かコストのどちらを優先するかの問題と言えます。

海外ETF(米国ETF)

「SPDR S&P500 ETF(SPY)」
 総経費率:0.0945% 程度、純資産額:2,700億ドル(約29兆円)

「バンガード・S&P500 ETF(VOO)」
 総経費率:0.030% 程度、純資産額:1,400億ドル(約16兆円)

「iシェアーズ コア S&P500 ETF(IVV)」
 総経費率:0.030% 程度、純資産額:1,930億ドル(約21兆円)

海外ETF(米国ETF)メリット・デメリット

米国ETFで取引するメリットとしては、本場という事でやはり手数料などのコストが安く済みます。

デメリットとしては、日本円→米ドルなど為替取引などを介す手間がかかるということでしょう。

慣れれば難しくはないので、海外版のETFにチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

米国の3大ETF会社の強み

米国の3大ETF会社には、iシェアーズの「ブラックロック」、SPDRの「ステート・ストリート」、インデックス・ファンドの生みの親「ヴァンガード」があります。

インデックス・ファンドのETFでは、人気を獲得した強い銘柄が手数料を安くしてさらに強くなるという循環があります。

その良い循環に乗っているのがこの3大ETF会社と言えそうです。

 

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