エクスペディアとプライスライン、ホテル予約サイトの戦いや、Airbnb民泊の台頭

エクスペディアとプライスライン、ホテル予約サイトの戦いや、Airbnb民泊の台頭

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あなたは国内や海外に旅行するときは、どうやってホテルを予約するでしょうか?店舗などのサプライヤーで予約するか、最近ではオンラインでのホテル予約が多いのではないでしょうか?

国内のホテル予約サイトを見てみると、楽天トラベルとじゃらんなどのリクルート勢の2強状態となっています。しかし視点を世界に広げてみると、エクスペディアグループとプライスライングループの2強となっているのがわかります。

インターネットの普及により、ますますオンライン予約の市場が拡大し、OTAと呼ばれるホテル予約サイトなどの存在感が増してきています。

そして最近では、Airbnbの登場によりホテル、旅館などに加え、民泊という新しい宿泊の形が生まれ、日本でも定着しようとしています。

それではまず、エクスペディアとプライスライングループがどのような事業を行なっているか見て見ましょう。

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エクスペディアを振り返ってみる

日本でもすっかりおなじみとなったエクスペディアはアメリカのナスダックに上場しています。(ティッカーシンボル:EXPE)

ホテル予約サイトのエクスペディアを筆頭に、ホテルズドットコムや、買収したOrbitz、そのほかにもレンタカー予約、クルーズ予約などのサイトをいくつも運営しています。

プライスライングループはBooking.comとAGODAを要する

プライスライングループはエクスペディアと同じくアメリカ・ナスダックに上場しています。(ティッカーシンボル:PCLN)

プライスライングループの筆頭はBooking.comで、世界中で展開されています。そして東南アジアに強いアゴダでアジア市場もエクスペディアに対抗しています。

その他にも、レンタカー予約サイトやレストラン予約サイトなどを運営しています。

OTAとメタサーチというビジネスモデル

この両者が激突する事業領域としては主に、エクスペディアやBooking.com、AGODAなど、ホテルを予約する際に利用するOTAと呼ばれるサイトなどが挙げられます。

そして次に重要なのがメタサーチ事業です。メタサーチとはメタ検索エンジンとも呼ばれ、今CMで大体的に展開しているエクスペディアのトリバゴや、プライスラインで言うところのカヤックがそれに当たり、数あるサイトを網羅して、一回の検索で複数のサイトから必要な情報を探し予約できるというサービスです。

利用者からすると利便性などを考えて、いつも使っているホテル予約サイトからホテルを探すOTAというスタイル。次に価格やコストパフォーマンスを考え、泊まりたいホテルなどが決まっていたり、同じ部屋でもできるだけ安い価格で予約を行いたいという時に利用する、トリバゴやカヤックなどのメタサーチというスタイルがあります。

OTAはもちろんのこと、このメタサーチのシェアを掴んでおけば、メタサーチサイト内で自社のOTAサイトを有利にすることや、他社のサイトへの誘導する時にでも何らかのコントロール力を有することになり、事業を行うにあたってもかなり有利に戦得るようになります。

両者ともにアメリカの企業ですが、エクスペディアはアメリカで強く、欧州ではプライスライングループとエクスペディアが熾烈な争いを展開しているというイメージです。

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Airbnbの登場で宿泊業界の勢力図が変わる!?

2015年ごろから日本でも、Airbnbや民泊というキーワードがメディアを騒がせてきました。民泊とはその名の通り、自宅をホテル代わりに宿泊してもらい、代金をもらって旅行者などを泊めるサービスです。

その火付け役となったAirbnbは、2008年にニューヨークで生まれました。現在では世界約200カ国で100万室にも迫る部屋が登録されていて、それぞれ企業や個人のホストがゲストを迎えています。

Airbnbのビジネスモデルは、部屋を提供するホストから宿泊代金の3~6%、ゲストから6~10ほどの手数料を取っています。その勢いは凄まじいものがあり、エクスペディアやプライスライングループもAirbnbに負けじと、民泊予約サービスを始めるなど、その市場シェア争いが過熱してきています。

エクスペディアはバケーションレンタル(民泊を含む)のHomeAwayを買収し、プライスライングループは既存サイトのAGODAで民泊に対応。日本でも民泊の部屋を積極的に募るなど力を入れているところです。

Airbnbは上場していませんが、その企業価値は数兆円とも言われており、最王手のプライスライングループの約10兆円、エクスペディアの数兆円に一気に寄せてきています。

Airbnbはその囲い込んでいる現地ホストたちを有して、現地ならではの料理の教室やツアーガイド、その他にもホストが持っている特技を生かした”体験”を提供することで料金をもらうというサービスを始めました。

加えてホテルやレンストランなどの口コミサイトであるトリップアドバイザーのような口コミサイトなどへの参入、旅行の全てを網羅する計画を予定しています。

これからエクスペディアやプライスライングループ、そしてAirbnbなどの競争から目が離せません。

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