中国で発動された、サーキットブレーカーって何だ!?

中国で発動された、サーキットブレーカーって何だ!?

LINEで送る
Pocket

中国株が急落!!そして世界連鎖株安へ

2016年1月4日の中国株式市場において、上海またはシンセン証券取引所上場のA株の300銘柄で構成されているCSI300指数が7%下落し、中国ではこの制度の導入以来初めてサーキットブレーカーが発動する事態となった。

ロイターによると、その要因には、12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が節目の50を引き続き下回ったことや、人民元が下げ幅を広げたことで、前場に大きく下げた株価が午後に入って一段と下げ足を速めたことなどが挙げられるという。

サーキットブレーカー制度やその仕組みとは?

Wikipediaによると、サーキットブレーカーとは下記のように説明がなされています。

サーキットブレーカー制度とは、先物取引において先物価格が一定以上の変動を起こした場合に、相場の安定化のために発動する措置のこと。主に値幅制限や取引中断の措置がとられる。

そして昨年から不安定な動きを続けている中国株に、2016年1月1日から導入されることとなった、サーキットブレーカー制度。この制度では、上海またはシンセン証券取引所上場のA株、300銘柄で構成されているCSI300指数が、5%上昇や下落した場合に、このサーキットブレーカー制度が発動し、中国のすべての株価指数および株価指数先物が15分間取引を停止。そしてさらに7%上昇あるいは下落する事態となれば、その日の取引は停止されるというもの。これが中国版のサーキットブレーカー制度となります。

そして年始めの取引である4日早々、この制度が発動するという、まさに緊急事態であり、我々も対岸の火事では済まされず、引き続き注意が必要となりそうだ。

[スポンサードリンク]

中国株の急落は、日本株や欧州やアメリカ株にまで波及

この中国株式の下落と連動するように、日本株もこの日一時600円以上の下落を記録、韓国株やアジア株なども大きく下げることとなりました。

続いて開かれたヨーロッパでもドイツ株を始め軒並み下落し、その後のアメリカ株式まで現在400ドルほど下げている。

この世界同時株安は、中国だけが原因ではないものの、中国株式市場でサーキットブレーカーが発動したという事実、この制度はただの一時しのぎでしかなく、さらに今後の動向にも注目が必要となりそうだ。

サーキットブレーカーの効果や影響、メリットなどについて

(追記)
このサーキットブレーカーという制度は、中国株の場合では5%や7%などの設定値にタッチした場合に発動するというのは先述してきました。

しかしその効果や影響については、賛否が分かれています。ただ問題を先送りにしているだけ、効果は限定的などの意見もあります。確かにその通りで株式を売りたい投資家にとっては、明日になっても売りたいでしょう。しかしその先送りした時間で、中国当局などによる対策や対応があることで状況が改善することも期待できますし、投資家にとってもいったん冷静になれるといったメリットなどがあるのも事実です。

今後も、このサーキットブレーカー制度の改良は続くとのことですし、中国株もまだまだ不安定な状況が続いています。

中国株に加えて、このサーキットブレーカー制度にも注目していきましょう。

【おすすめの記事】
初心者でもわかる、”中国株投資”・入門
クジラやクジラ買いの意味とは?年金系マネーや機関投資家たちが株価を左右する!?
「イナゴ投資家」増殖中??イナゴタワーの意味とは??
ファーストペンギンを目指せ!!ファーストペンギンとは?
ブルとベアって何?その由来や特徴とは!

[スポンサードリンク]

LINEで送る
Pocket