ドル高・原油安の悪影響を受ける、米国の企業たち

ドル高・原油安の悪影響を受ける、米国の企業たち

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世界を引っ張る、好調な米国経済。

そして景気回復のために、中央銀行を中心として金融緩和を行う日本やヨーロッパの国々。

為替はドルの独歩高となっており、2013年に1ドル80円ほどだった円は今では120円へと円安が進行しています。

加えてアメリカで始まったシェールオイルブームや、サウジアラビアなどの思惑もあり、原油価格は以前の100ドルほどから、40ドル台を付けるまでに下落しています。

日本の生活者にとってエネルギー価格の下落は追い風ですし、トヨタやパナソニックなどの輸出企業にとっては競争力アップとなり、過去最高益を上げる企業が目立ち、賃金アップなどが始まり日本経済は好循環に入ろうとしています。

反対に一部のアメリカ企業ではその影響に苦しんでいる企業が目立つようになってきました。

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キャタピラー、GM、ファイザー、P&Gなど

建設機器メーカーのキャタピラーでは、ドル高と原油安のダブルパンチにより2014年10月~12月決算は減収減益へ。

続いて自動車メーカーのGMやフォードや、製薬大手のファイザーなども、ドル高により価格競争力が低下し輸出に悪影響が出ている。

P&Gではドル高に加え、ロシア・ルーブルの急激な通貨安なども業績に小さくない影響を与えている。

グーグルフェイスブックなどの世界的な広告事業を行うIT企業もドル高の影響を受けている。

アップルiPhoneなどの商品を、日本など主な国で販売価格を上げるなどの対策を行い、その強いブランド力から乗り切ろうとしている。

ドル高・原油安は、2015年も続くとみられており、これらの企業の動向には注意が必要となりそう。

今後はFOMCの利上げ時期に注目が集まる

イエレンFRB議長を始めFOMCがいつ利上げを行うかに注目が集まる。

利上げを行うと基本的にはさらなるドル高や株安につながる。

しかし好調なアメリカ経済という背景から利上げは時間の問題となっており、上記の企業などではできるだけ遅いタイミングでの利上げを望む声が上がっている。

世界中が見守るFOMCの行方が2015年の行方を占う大事なポイントとなりそうだ。

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