テスラは排出権取引で儲けている!?そんな排出権ビジネスとは?

テスラは排出権取引で儲けている!?そんな排出権ビジネスとは?

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テスラ・モーターズ(ティッカー:TSLA)は、2013年度1月~3月期の決算で、創業以来初めての黒字を達成した。

そこには本業の電気自動車販売とは別の、排出権ビジネスで利益を上げているといいます。

そんなテスラの大きな副収入となっている、排出権ビジネスとは一体何なのでしょうか?

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排出権取引とは?CO2削減クレジットを売買する

排出権取引とは、温暖化防止のための国際協定である、京都議定書で決められた制度です。

排出取引、排出量取引とも言う。

CO2削減目標を定め、削減量が基準を超えていれば、基準を満たせなかった国や地域にそのクレジットを販売できます。

テスラが主に活動しているアメリカのカリフォルニアでも、当時のアーノルド・シュワルツェネッガー州知事の政策のひとつとして、排出権取引を訴えました。

そして2010年に、米カリフォルニア州大気資源局によって取り決められ、排出権ビジネスが始まることになります。

カリフォルニア州の幅広い業種の主な企業に、温暖化ガスの排出権を割り当て、その過不足分を売買する「キャップ・アンド・トレード」方式です。

そして今では、テスラ・モーターズが世界のどの車メーカーよりも大きな利益を、この排出権ビジネスからあげています。

それもそのはず、テスラは電気自動車しか作っておらず、テスラのような環境に配慮している会社が最も恩恵を受ける制度であるからです。

環境を考慮した企業が恩恵を受け、環境に配慮できない企業は罰されていく。

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テスラのように排出権を売れる企業が浮上していく

EV(電気自動車)が100%のテスラ。

2013年までの排出取引では、販売台数の12%がその基準で、100%EVのテスラは、同社は2013年上期に約1億1900万ドル(約120億円)のZEV排出権を販売しました。

※ZEVとは排ガスゼロの車のこと

 ZEVは2017年以降、急速に基準が厳しくなり、ZEV排出権の需要が急増する見通し。自動車関係者は「テスラには年間で1000億~5000億円の排出権販売収入を得る可能性がある」と見る。それを原資にEVの価格を抑え、販売を伸ばして、さらに投資をするという好循環を見据えているようだ。

 しかも、テスラにとってさらに追い風なのが、同年からトヨタ自動車の「プリウス」などHV(ハイブリッド車)がZEVの対象から外されることだ。トヨタはZEV排出権販売で2位だが、HVはガソリンエンジンを併用しており、排ガスゼロでないという理由だ。(引用:textream

世界的に大きな自動車市場であるアメリカで、カリフォルニア州のような動きが広がれば、テスラの一人勝ちが鮮明になる可能性もあり、他のメーカーは対応を急がれている。

現在、自動車販売で世界トップ企業である、トヨタは水素自動車(FCV)で巻き返しを図る。

テスラのような次世代の環境に配慮している車メーカーには大きな追い風が吹き、GMやクライスラー、ホンダなど環境車に出遅れているメーカーはさらに収益悪化を免れない。

いよいよ業界の勢力図は変わろうとしている。

【参照】
イーロン・マスク「21世紀の自動車王」となるか!?テスラ・モーターズの挑戦
アップル(AAPL)とテスラ(TSLA)との切れない関係、買収や人材の引き抜き

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