中国タクシー配車アプリ サービス

中国のタクシー配車アプリ戦争!!「ディディ打車」と「快的打車」の戦い

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中国ではタクシー配車(呼び出し)サービスが急速に広まっているという。そんな中で加熱しているのが、同国の有数のIT企業アリババ対テンセントの戦いだ。

この2社はそれぞれタクシー配車アプリへ500億ドル超の出資を行っている。

・テンセント出資の「ディディ打車」(滴滴打車・Didi打車とも言う)
・アリババ出資の「快的打車」(Kuaide Dache・一号専車とも言う)

上記2社は現在、香港、チベット、ラサを含む中国全土261都市などでタクシー配車サービスを展開していてその競争は熾烈を極めている。

中国運輸当局は、アプリでのタクシー配車サービスに関して4社のみ運営だけを認めていますが、すでに「ディディ打車」「快的打車」との一騎打ちの模様です。

中国タクシー配車アプリのシェアについて

中国のタクシー配車アプリ市場では、「快的打車」と「ディディ打車」がシェアを二分している。調査会社の易観国際によれば、昨年7-9月期の市場シェアは「快的打車」が41.8%、「ディディ打車」が39.2%。これに対して3位の「揺揺招車」はシェア9%にとどまっている。
(2014,1,22kabutan

Tencent(テンセント)対Aribaba(アリババ)

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Tencent(テンセント)対Aribaba(アリババ)

この競争の背景には、同事業でのシェアはもちろんのこと、タクシーにおける決済を抑えたいという両者の思惑がある。テンセントでは日本で言うLINEのようなサービス「WeChat(ウィーチャット・微信)」を運営しており、アリババでは「Alipay Wallet(支付宝銭包)」という決済サービスを持っている。

現在では「快的打車」の利用料金はAlipay Wallet(支付宝銭包)で料金が支払えるようになっており、今後テンセントの「WeChat(ウィーチャット・微信)」で料金を支払えるようになるかが焦点だ。

日本でもLINEが「LINE TAXI」というサービスを始めるなど、メッセージングアプリと、タクシー配車サービスの相性はとても良い。

タクシー配車サービスが一般化すれば、スマートにタクシーを呼ぶことが出来るし、決済は自動的に行える。客がタクシー運転手を評価する仕組みなどからくる、タクシーサービスの向上などのメリットもある。

タクシー業界にイノベーションがあるとは思わなかったが、それが今世界中で現実になってきている。

中国の北京や上海などの2000万人を超える人口に対してタクシーの台数はまだまだ少なく、路上でタクシーの争奪戦が繰り広げられてきた。しかし配車アプリの登場により、このような状況が変わりつつあり、このサービスが大流行しているという。

ただ、逆にスマートフォンを持たない高齢者などにとっては、流れタクシーを拾うことがより難しくなっているという面もある。運転手にとってもアプリを利用することによって、アプリ会社から報奨金がでたり、客がピックアップしてもらうために設定するチップがあったりと待遇面でもアプリに軍配が上がる。

街を歩いていて、空車なのに止まってくれないタクシーが増えているのは、この配車アプリのせいだろう。目に見える形で情報格差の拡大という問題も引き起こしそうだ。


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